企業の取り組み事例

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株式会社大川印刷

〒245-0053 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町2053
TEL.045-812-1131

THE SOCIAL PRINTING COMPANY “環境印刷で刷ろうぜ“

SDGsゴール達成

  • 1. 貧困をなくそう
  • 2. 飢餓をゼロ
  • 3. すべての人に健康と福祉を
  • 4. 質の高い教育をみんなに
  • 5. ジェンダー平等を実現しよう
  • 6. 安全な水とトイレを世界中に
  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 8. 働きがいも経済成長も
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10. 人や国の不平等をなくそう
  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 12. つくる責任 つかう責任
  • 13. 気候変動に具体的な対策を
  • 14. 海の豊かさを守ろう
  • 15. 陸の豊かさも守ろう
  • 16. 平和と公正をすべての人に
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

次世代リーダーからの評価点数:-点

SDGs取り組み内容

①取り組み概要
2005年から現社長の大川哲郎が6代目代表取締役社長に就任し、自社のパーパス(存在意義)を「ソーシャルプリンティングカンパニー(社会的印刷会社)」と定義し、本業を通じた社会課題解決に取り組む活動を継続しています。CSR活動の一環として、「環境印刷」を積極的に推進、2017年度からはSDGsの目標達成にアプローチしたSDGs経営計画プロジェクトチームの活動がスタートし、従業員主体の活動がさまざまなステークホルダーの方々との協働へとつながっています。コロナ禍でもあゆみをとめることなく、地域や社会に必要とされる人と企業を目指して、柔軟に挑戦しつづけます。

②取り組み詳細
■国内唯一のCO2ゼロ印刷の推進
自社事業により排出される年間のCO2を算定し、その全量を相殺(カーボンオフセット)する国内唯一の「CO2ゼロ印刷」を2016年度からスタートしました。「CO2ゼロ印刷」は政府の運営するCO2排出量取引制度「J-クレジット」を使い、自社から排出されたCO2(約180t)と同量相当のクレジットを購入し、そのクレジットが温室効果ガス削減事業へ投資される仕組みになっています。製品製造時にCo2を出さない(相殺する)この取り組みは、自社のスコープ1、スコープ2のゼロ化、お客様にとってのスコープ3の削減につながっています。

■FSC®森林認証紙の使用推進
FSC®森林認証を取得し、啓発活動を始めて2020年4月で16年が経過しました。FSC®森林認証紙を使用することは、違法伐採の防止、持続可能な資源の活用へつながります(2019年度のFSC®森林認証紙の使用率は54.6%ですが、取引先食品メーカー様お弁当掛け紙のFSC®化が現在進行中です。2020年度は使用率80%を見込んでいます)。
2012年から、毎年春と秋に開催される「湘南国際村めぐりの森植樹・育樹祭」に従業員やその家族で参加し継続的に活動しています。経験を活かして、参加従業員のなかには、実行委員としての運営の立場として活動する者や、植樹のやり方をレクチャーする「植樹リーダー」をつとめる者もいます。紙を多く取り扱う印刷会社として、実際に木を植えたり、育てたりする(雑草の草むしりなど)活動に積極的に参加することで、自社が推進するFSC®森林認証紙使用の必要性を感じることができ、自分事化にもつながっています。

■ノンVOC(石油系溶剤0%)インキの使用
2005年度から環境や人体に有害な石油系溶剤をを全く含まないノンVOCインキを積極的に使用し、人にも地球にも負荷の少ない印刷を行っています。すでに基本となるカラー4原色(CMYK)は全面切り替えが完了しており、残る特色インキのノンVOC化も進んでいます(2019年度のノンVOCインキの使用率は96%です)。上記の継続した取り組みにより、工場内は石油系インキ特有のにおいはなく、クリーンな環境で仕事をすることができています。

■再生可能エネルギー100%印刷工場の実現
横浜市が進める「太陽光発電普及キャンペーン」の一環である「事業者向け初期投資0円太陽光発電設置モデル事業」の第1号事業者として、横浜市、横浜市地球温暖化対策推進協議会、ソーラ―フロンティア(株)様との協働で、本社屋上に太陽光パネルを設置しました。
2019年4月に太陽光パネルによる発電をスタートし、自社工場の消費電力の約20%を自家発電で賄っています。横浜市の脱炭素にむけた施策「ゼロカーボンヨコハマ」事業第一弾の取り組みとして、横浜市は、2050年を見据えた早い段階での脱炭素化を目指し、主な電力の再生エネルギーへの転換を推進しており、再生エネルギーの供給源確保にむけ、東北の12市町村と地域資源を補完し支え合う連携協定を結び、横浜市内の企業など弊社を含む6事業社に青森県横浜町の風力発電の電力が供給されることとなりました。残りの約80%の電力はこの風力発電を使用し、2019年9月、太陽光と風力発電を使用した再生可能エネルギー100%の印刷工場となりました。

■従業員主体ボトムアップ型で推進するSDGs経営計画ワークショップ
SDGsのテーマでもある「誰一人取り残さない社会」を実現するため、パートタイマーを含む従業員全員で参加するSDGs経営計画策定ワークショップをワールドカフェ方式で年度末(2月~3月)に開催しています。「うまくいっていること」「うまくいっていないこと」「今後取り組みたいこと」「その障がいとなっていること」この4項目についてSDGsに結び付けながら話し合い、自分たちが社内を、そして社会をよくするためにはどんな取り組みが必要なのか、社会や地域が抱える課題を抽出し、毎年従業員の立候補者が課題解決のプロジェクトを立ち上げています(2017年度にスタート)。

③今後の展開
今までの活動として、外部イベントへの参加や、弊社主催のSDGS報告会開催など、人と人との直接のふれあいを大切にしながら積極的に活動してきました。しかし、現在進行形で対応が迫られているコロナ禍において、外部への営業活動や出向いての活動が難しくなっています。
「どうやって自社の取り組みを広く知ってもらうか?」
「お客様の想いや要望にどう寄り添っていくか?」
コロナの問題は、今まで通りにはいかない、元には戻らない、ならどうしたら外部とのつながりをもてるか、従業員一人一人が考えるきっかけにもなっていますなりました。コロナ以前とは、全く違う考え方やアイデアが必要だと感じるなか、テレワークを推進し、営業活動もオンラインによる打ち合わせが主流となり、セミナー登壇、youtube配信など、さまざまなツールを活用して、自社の取り組みを発信し、世の中の変化にも柔軟に対応できるようにアイデアを出し合っています。
SDGsの期限である2030年まであと10年。弊社は2030年までの長期目標を「世界一の印刷会社になる!」と力強く掲げ、小さくても大きく貢献できる会社、人財となり、会社も個人も経済的な豊かさだけでなく、精神的にも豊かになっていきます。

SDGsに取り組んだ経緯

弊社はSDGsが誕生する以前より、CSRに取り組んできました。そのきっかけは、バブル崩壊後、顧客は離れ、売り上げは下がる一方、従業員社員のモチベーションやチームワークも低下し、会社全体が芳しくない状況に陥るなか、その状況を打破し、競争優位性を高めていくために「環境経営」にシフトしたことです。「CSR」は「企業の社会的責任」と訳されますが、それだと従業員はCSRを「会社のためにやるもの」と捉えてしまい自分個人には関係ないと考えてしまう危惧がありました。CSRとは、「地域や社会に必要とされる人と企業を目指す取り組み」であり、どんな小さな企業であっても本業を通じて色々な課題を発見・解決していく事こそがその会社が継続的に成長し続ける要因だと考え、従業員「成長」や「幸せ」のための活動として、従業員主体で従業員主体でCSRに取り組み、2017年より本格的にSDGsの考えを経営計画に取り込み活動しています。

企業PR

従業員約40名で医薬品添付文書の印刷をはじめ、商業印刷物の企画・デザイン・印刷・製本等を行う。2004年、自社の社会的使命を、本業を通じて社会課題解決を行う「ソーシャルプリンティングカンパニー®」と位置づけ、2017年からは国連のSDGs(持続可能な開発目標)を経営計画に入れ、「環境印刷」を推進している。J-クレジット制度を活用したカーボン・オフセットによるゼロカーボンプリント、FSC森林認証紙や石油ゼロのノンVOCインキの使用、さらに日本初となる初期投資負担ゼロの太陽光パネル設置により再生可能エネルギー100%工場で印刷を行っている。
2017年に環境省の第7回カーボン・オフセット⼤賞で「奨励賞」を受賞。2018年には、第19回グリーン購⼊⼤賞「⼤賞・環境⼤⾂賞」、第2回ジャパンSDGsアワード「パートナーシップ賞」を受賞。

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