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さがみはら若者サポートステーションとの『職業トレーニングプログラム』
SDGsゴール達成
- 3. すべての人に健康と福祉を
- 5. ジェンダー平等を実現しよう
- 8. 働きがいも経済成長も
- 10. 人や国の不平等をなくそう
- 11. 住み続けられるまちづくりを
次世代リーダーからの評価点数:-点
SDGs取り組み内容
①取り組み概要
当組合では、2014年より、若者の職業的自立を支援する機関「NPO法人さがみはら若者サポートステーション」と引きこもり経験者に対し、職業トレーニングを実施しています。
ストレス社会と言われる現代、健常者もいつどの様なタイミングで心の病気になるかわからない中、その様な状況に陥った時の為にも、心に病を持った人に理解ある地域を創造しておくことが健常者も含め安心して暮らせる街と考えます。
その為、引きこもり経験者には職業トレーニングを通して、コミュニティでつながる地域を知ってもらうと共に、人間味のある世界を体感してもらい、実際に働いている姿をみてもらうことで、「引きこもり=悪い」というイメージを壊し、雇用対象者になり得る事を示すとともに、店舗が社会的弱者の事をちゃんと知る事で地域社会の温かさは創造されてきます。
②取り組み詳細
■3ヶ月程度の職業トレーニングの受け入れ
引きこもり経験や対人コミュニケーション不足が働く事に対して悩みの種となってしまった若者の就業支援をしている「さがみはら若者サポートステーション」と連携し、3ヶ月程度の長期の職業トレーニングを実施しています。
■事務局の作業サポート
簡単な事務作業をはじめ、電話の対応、ポスターやチラシ等の配布物を加盟店舗へ持参など、通常業務のサポートを職業トレーニングの一環としています。
工場勤務などの一人で黙々とこなす作業とは違い、当組合の業務は、全てが人と触れ合う仕事の為、仕事を通して人間味ある社会を体験してもらっています。
■各イベント実施時のお手伝い
当組合は、2~3ヶ月ごとに大きなイベントを行っており、その企画立案から実施までのお手伝いと、平常時の運営サポートを職業トレーニングとして行っています。
③今後の展開
この取り組みを始めてから約5年が経ち、店舗側も引きこもり経験者であるとしっかりと理解しながらの対応をしてくれる為、トラブルが起きた事もなく、イベント等の力仕事や人手が欲しい状況時には職業トレーニングの卒業生がお手伝いに来てくれるほどとなりました。
また、職業トレーニング終了後に商店街店舗に就職している引きこもり経験者(5名ほど)や、他の就職先で頑張っている子も数名いるような状況です。
その様な背景の中、自治会も既存の地域団体も衰退する中、地域の牽引役は、その地域から経済的メリットを受けている商店街が担うべきであると考え、街のリーダーとして他にも社会的弱者に優しい街を創造する活動を推進していきます。
今後は、認知症サポーター講座を会員向けに実施や、子供110番を会員店舗で請け負うなどの活動に繋げていきたいと思います。
SDGsに取り組んだ経緯
商店街は、人手不足・働ける環境の提供を、職業体験者(引きこもり経験者)は、職場の体験場を、さがみはら若者サポートステーションは、若者に紹介する体験場の提供・商店街へ人材の提供を行えることで、お互いがwin-winの関係を作っていき、社会的弱者に優しい街の創造に繋がると感じたため実施に至った。
企業PR
橋本商店街協同組合は、昭和40年に相模原市内ではじめて法人化申請を行い、以後橋本駅周辺の商業の発展と共に拡大を果たしてきた商店街です。
お客様に愛される活力と潤いのある商店街を目指して当組合ではいろいろな事業に取り組んでおります。
今後も、地域の皆様とのコミュニケーションをはかる事業・イベントに取り組んでまいりたいと考えております。
次世代リーダーの登録をされている方は、管理画面より評価をしていただけます。
まだ次世代リーダー登録をされていない方は、まずは次世代リーダーとして登録を行なってください。
SDGsログからの一言