企業の取り組み事例

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合同会社はれがさやガイド本舗

〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村檜原小野川原1092-38
TEL.0241-23-9018

持続可能な観光のあり方への取り組み

SDGsゴール達成

  • 4. 質の高い教育をみんなに
  • 12. つくる責任 つかう責任
  • 14. 海の豊かさを守ろう
  • 15. 陸の豊かさも守ろう

次世代リーダーからの評価点数:4.5点/5点

SDGs取り組み内容

私たちは、福島県・裏磐梯を活動拠点に、主に地域の自然環境を活用したアウトドアアクティビティのガイドサービスを提供しています。
私たちは言わば、「自然に食わせてもらっている」立場です。そんな私たちが「自然を食い物にしない」ために、実施するアクティビティにいくつかの指針を設けております。

1.人力のみで成り立つアクティビティであること
磐梯山の噴火によりできあがった裏磐梯高原には、豊かな森があり、多くの湖沼があり、野生動物たちが生活しています。また、磐梯山や吾妻連峰といった山々に囲まれたより水源に近いこの地域の水は、日本で4番目の面積を誇る猪苗代湖を経て、日本海と太平洋へそれぞれ流れていきます。
そのため、私たちが提供するアクティビティは、温室効果ガスの発生、油による水質汚染、騒音による野生動物への影響などが考えられる動力を使用しないものであることを前提としております。
(NO モーターボート、NO スノーモービル、NO 雪上車、NO ヘリコプターなど)

2.地域のフィールドの特性を活用し、かつ開発せずに成り立つアクティビティであること
私たちが提供するアクティビティは、「エコツーリズム」(自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し、学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のありかた)の考え方を根本としています。
自然環境に手を加えないと成り立たないアクティビティや、他の地域でも設備があれば成り立つようなアクティビティではなく、この地域でこの地域に住む私たちだからこそ提供できる、皆さまにわざわざご来訪いただく意義のあるアクティビティを目指しております。

3.地域の自然環境に元々いない生物を推奨しないアクティビティであること
私たちは、アクティビティに環境教育の要素も取り入れ、修学旅行や林間学校といった教育旅行の受け入れも積極的に行っております。
しかしながら、磐梯朝日国立公園内であるのもかかわらず、わかさぎ釣りや特定外来生物のブラックバス釣りなど、この地域の自然環境に元々いない生物を使った経済活動が優先されているという残念な実状があります。
そこで、アクティビティそのものの楽しさを感じていただくだけではなく、自然公園法や地域の環境問題についても触れる機会を有したプログラムとしております。
(NO ブラックバス、NO わかさぎ、NO 保護区でのペット連れなど)

2018年にはキャンプ場、2020年には地域のフィールドを活かしたランニングステーションもオープン。
立地の都合上、下水が浸透式であるため、炊事場やシャワールームに備え付けの洗剤、シャンプー、リンス、ボディソープは、すべて化学物質を一切含まれていないものを使用し、土壌や湖の水質を汚染しないための取り組みを行っております。
現在は、地域の飲食店や農園、宿泊施設とアウトドアアクティビティのコラボレーションプロジェクトに力を入れながら、持続可能な観光のあり方への取り組みを進めております。

SDGsに取り組んだ経緯

・国立公園内にもかかわらず、ブラックバスやわかさぎなど、元々この地域にいない生物を売りにしている。
・特別保護地区でもペット連れを推奨する事業者がいる。
・国立公園内にもかかわらず、勝手に桟橋を作ったり、勝手に湖岸を砂浜にするような事業者がいる。
・スノーモービルで好き勝手に森の中を走る人たちがいる。
・国道の待避所や農地の周りにゴミが多い。
・雪のないトレッキングコースを、スノーシュー(雪上歩行用の爪が付いた道具)で歩いている人がいる。

などなど、日々お客様をご案内していると、「あの行為はどうなの?」という地域に対するお叱りの言葉をいただくことが多くありました。
私たちも、国立公園内にもかかわらず環境への負荷を考えずに経済活動を優先され、地域の人たちが地域の(自然の)価値を下げている、そんな実状に胸を痛めました。
この地域に今必要なのは、大人への環境教育なのかもしれません。

企業PR

1996年に任意団体「もくもくOD塾」(のち「もくもく自然塾」に名称変更)として設立。
その後、福島県内初の日本カヌー連盟公認スクールとなり、シャワーウォークやバックカントリー、トレイルランニングなど福島県内初となるガイドツアーを次々と開始するとともに、環境教育を取り入れたアクティビティで教育旅行の受け入れを積極的に行っています。
2009年には福島県内初の山岳レース「裏磐梯山岳耐久レース」を開催。当時考案した宿泊者返金制度は、その後各地のレースで採用されることになりました。

2014年に『合同会社はれがさやガイド本舗』として法人化。組織に捕われないガイド登録制度や独自のガイドスキル評価制度を確立しました。その後は、クライミングジム(2015年)、キャンプ場(2018年)、クラウドファンディングを活用したランニングステーション(2020年)など事業を次々と開始。
それとともに、2016年の道の駅裏磐梯とのコラボレーションによる「東北初、カヤック体験ができる道の駅プロジェクト」を皮切りに、地域の飲食店や農園、宿泊施設など事業者間連携に力を入れ、地域全体の観光振興に寄与できるよう活動しております。

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